20250313 25年2月の米国消費者物価指数 2025年03月13日 22時13分
2025年 3月13日作成
2025年 2月の米国消費者物価指数
(概況)
・米国労働省から発表された25年2月の消費者物価指数(季節調整済)は、前月比は0.2%の上昇、前年同期比は2.8%の上昇でした。昨年12月、今年1月と上昇の目立ったエネルギー商品が低下、エネルギーサービスの価格上昇をカバーして、エネルギー全体として物価指数の低下に寄与しています。
・食料品とエネルギーを除くコアCPIの前月比は、前12月の0.2%の後、1月は0.4%の上昇でしたが、2月は0.2%の上昇でした。なお前年同期比は3.1%、1月は3.3%の上昇でした。
その中で、エネルギーサービスを除く「サービス価格」では、ウェイトの高い・持ち家帰属家賃が前月比0.3%、前年同月比は4.2%の上昇、輸送(メンテ、修理・保険)の前月比は▲0.8%の低下となりましたが、前年同月比は6.0%の上昇となっています。
・トレンドは全体に落ち着いた動きとみていますが、まだら模様、ポイントは食品。引き続きトレースかと思います。
(了)