経済指標ウォッチ（日本）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2025年　3月31日作成

　　　25年2月の鉱工業生産指数(速報)

（概要）

　お,2024年1月以降のデータ　（原指数、季節調整指数、季節指数）は、年間補正により更新されています。

2５年2月の鉱工業生産指数は、季節調整済で102.4、前月比2.5%の上昇となりました。1月は、生産用機械工業や電子部品・デバイス工業が低下したことから全体として低下、2月は生産用機械工業や電子部品・デバイス工業などが上昇したことから、4カ月ぶりの上昇となりました。

・先行きについては、企業の生産計画では3月、４月共に上昇を見込んでおり、また、しばしば実績から上振れする傾向にあり、こうした影響も考慮すれば、一進一退の傾向は継続するものと見込まれます。

こうした状況を踏まえ、２月の鉱工業生産の基調判断は、「一進一退」を据え置くとしています。

　　　　経済産業省ウェブサイト・（鉱工業指数より）

　2020年にCOVID-19で大きく落ち込んだ後、リバウンドしましたが、その後じり貧。リバウンド後の最低水準まで低下も、長期の上方トレンドを形成とならならず、活力のない動きが気になります。

（了）