楽天、1399億円の赤字=携帯事業不振―6月中間決算 2023年08月10日
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楽天グループが10日発表した2023年6月中間連結決算(国際会計基準)は、純損益が1399億円の赤字(前年同期は1778億円の赤字)となった。不振が続く携帯電話事業の営業損失(調整後ベース)として1850億円を計上。KDDIの通信網を借りるローミング費用や基地局拡大投資の負担が響いた。
携帯事業の営業損失額は、ローミング契約の見直し効果で前年同期の2538億円から縮小した。四半期ベースでは、4~6月期の損失額は824億円と、1~3月期より202億円改善。三木谷浩史会長兼社長は同日のオンライン説明会で損益の改善が続いていると強調し、「10~12月期にも黒字化し、国内ナンバーワンへの道を突き進む」と語った。
6月末の契約回線数は「最強プラン」(月額3278円)の効果で3月末比24万件増の481万件。近く500万回線を超える見通しも示した。
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