ガソリン、15年ぶり180円=夏休み家計直撃、原油高・支援縮小で 2023年08月09日

 経済産業省が9日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(7日時点)は、全国平均で前週比3円60銭高の180円30銭だった。12週連続の値上がりで、180円台に達したのは2008年8月以来15年ぶりとなる。夏のレジャーやお盆の帰省で車を運転する機会が増える中、家計には打撃となりそうだ。
 ガソリン価格の上昇は、足元で原油価格が高騰していることに加え、政府が価格急騰対策として支給している補助金を6月から段階的に縮小しているのが主因。全都道府県で値上がりしており、最高値は長野県の189円90銭で、山形県の186円70銭が続く。 

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ガソリンスタンド(資料写真)
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