中国GDP、4.5%増=ゼロコロナ終了反映―1~3月期 2023年04月18日

 【北京時事】中国国家統計局が18日発表した今年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比4.5%増加した。成長率は前期(2.9%)から加速し、4四半期ぶりの大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の終了に伴う経済活動の活性化を反映した。
 3月の小売売上高は前年同月比10.6%増と、伸び率は1~2月の3.5%から大幅に拡大、2021年6月以来の高い水準となった。コロナの影響を受けやすかった飲食が好調だった。
 3月の鉱工業生産も3.9%増と伸び率が拡大。幅広い投資動向を反映する都市部固定資産投資は、1~3月で前年同期比5.1%増だった。 

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