民主党上院トップが撤退要求=バイデン氏への圧力強まる―米報道 2024年07月18日 11時38分
【ワシントン時事】米ABCテレビは17日、民主党上院トップのシューマー院内総務が11月の大統領選で再選を目指すバイデン大統領(81)に対し、非公開の場で直接、撤退するよう求めたと報じた。党幹部が反旗を翻した格好で、バイデン氏に対する撤退圧力は一段と強まっている。
バイデン氏は13日、地元東部デラウェア州の自宅でシューマー氏と非公式に会談した。トランプ前大統領の暗殺未遂事件が起きる直前だった。
両者の会談内容は公表されていないが、ABCによると、シューマー氏は大統領選敗北への懸念を伝達し、降板が最善だとの認識を示した。バイデン氏との会話は「ぶっきらぼうなもの」だったという。