国内新車販売4年ぶり増=438万台、コロナ前には届かず―22年度 2023年04月03日

 2022年度の国内新車販売台数は、前年度比4.0%増の438万5649台と、4年ぶりに増加した。新型コロナウイルス禍に伴う部品供給網の混乱が改善してきたため。ただ、世界的な半導体不足は完全には解消されておらず、コロナ禍前の19年度(503万8727台)と比べると13.0%減の水準にとどまる。
 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が3日、発表した。
 内訳は、軽自動車以外の登録車が、前年度比1.2%増の269万2960台。微増となったものの、直近20年では21年度(266万855台)に次ぐ低水準だった。軽は8.9%増の169万2689台。 

特集、解説記事