トランプ、バイデン両氏の画像検索=集会日程、多数の著名人も―銃撃容疑者 2024年07月18日 14時29分
【ワシントン時事】米連邦捜査局(FBI)は17日、トランプ前大統領を狙った銃撃事件に関する捜査状況を議員に説明し、トーマス・クルックス容疑者(20)=現場で射殺=が所有していた携帯電話でトランプ氏やバイデン大統領の画像を検索していたと明らかにした。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。
FBIはクルックス容疑者の動機解明に向け、特定の思想や政治的信条がないかなどを調べている。ただ、これまでに有力な証拠は得られておらず、政治家を狙った「国内テロ」の可能性も視野に捜査を続けている。
FBIは上下両院議員らと非公開の電話会議を行った。会議の出席者が同紙に語ったところでは、容疑者はトランプ氏が出席する集会や民主党全国大会の日程などを携帯で検索。トランプ氏らのほかにも、FBIのレイ長官やガーランド司法長官に加え、英王室メンバーら多数の著名人の画像を調べていたという。