大企業景況感、3期ぶりマイナス=原材料高で製造業悪化―1~3月期 2023年03月13日

 財務省と内閣府が13日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はマイナス3.0となった。マイナスは3四半期ぶり。原材料やエネルギー価格の高騰を受け、製造業を中心に企業心理が悪化した。
 大企業の景況感は製造業がマイナス10.5。主力の自動車関連は堅調だったが、化学工業や食料品関連で減速が目立った。一方、非製造業はプラス0.6。前期から落ち込んだが、サービス業、建設業がけん引し、プラスを維持した。 

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