1月消費者物価、4.2%上昇=41年4カ月ぶり伸び―総務省 2023年02月24日

 総務省が24日発表した1月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が104.3と、前年同月比4.2%上昇した。1981年9月(4.2%)に並ぶ41年4カ月ぶりの高い伸びとなった。上昇は17カ月連続となる。
 食料品とエネルギーの値上がりが物価全体を押し上げる構図が続いた。具体的には生鮮食品を除く食料が7.4%上昇した。食料の調査対象品目の9割が高くなった。電気代は20.2%、都市ガス代は35.2%上昇した。
 観光需要喚起策「全国旅行支援」の割引率が1月から縮小された影響で、宿泊料の値下がり幅が小さくなったことも物価の押し上げ要因になった。 

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