世界EV販売、日産・三菱勢が7位=ホンダ26位、トヨタ27位―昨年 2023年02月16日

 調査会社マークラインズが16日までにまとめた2022年の電気自動車(EV)世界販売台数ランキングによると、日本勢は日産自動車・三菱自動車・仏ルノーの3社連合が28万3000台(シェア3.9%)で7位に入ったのが最高だった。トップ10に入ったのは同連合のみで、他の日系メーカーのシェアはいずれも1%未満。日本勢のEV市場での出遅れが改めて浮き彫りになった形だ。
 調査対象は世界主要62カ国・地域で販売されたEVで、合計では約726万台だった。
 日本勢はこのほか、ホンダが2万7000台(シェア0.4%)で26位、トヨタ自動車グループが2万台(同0.3%)で27位。マツダは29位、SUBARUは31位にとどまった。
 首位は米テスラの126万8000台で、シェアは17.5%。2位は比亜迪(BYD、中国)、3位はゼネラル・モーターズ(GM、米国)グループ、4位はフォルクスワーゲン(VW、ドイツ)グループ、5位は浙江吉利控股集団(中国)と、米国や中国、欧州メーカーが上位を占めた。 

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日産自動車の新型電気自動車(EV)「アリア」=2022年4月、東京都大田区
日産自動車の新型電気自動車(EV)「アリア」=2022年4月、東京都大田区

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