12月機械受注、1.6%増=2カ月ぶりプラス―内閣府 2023年02月16日

 内閣府が16日発表した2022年12月の機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比1.6%増の8519億円だった。2カ月ぶりのプラス。基調判断は「足踏みが見られる」を維持した。
 民需の内訳は、製造業が2.1%増の3941億円となり4カ月ぶりのプラス。汎用(はんよう)・生産用機械などは引き続き低調だったものの、半導体製造装置が持ち直した。非製造業は運輸業・郵便業などで落ち込み、2.5%減の4581億円と2カ月連続のマイナス。官公需や外需などを加えた受注総額は6.5%増の2兆8287億円だった。 

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