求人1.28倍、4年ぶり上昇=経済回復、失業率は低下―22年平均 2023年01月31日

 厚生労働省が31日発表した2022年平均の有効求人倍率は、前年比0.15ポイント上昇の1.28倍だった。新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた経済活動の回復で求人数が増え、4年ぶりに前年を上回った。ただ、コロナ流行前の19年平均(1.60倍)は依然下回っている。また、総務省が同日発表した労働力調査によると、22年平均の完全失業率は0.2ポイント低下の2.6%だった。 

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