IAEA事務局長、イラン入り=核査察制限を協議へ 2021年11月23日

 【カイロ時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は22日夜(日本時間23日未明)、イランの首都テヘランに到着した。IAEAによる核査察をイランが制限している問題などについて意見を交わし、今後の検証活動の方策について協議する。
 グロッシ氏は23日にエスラミ原子力庁長官、アブドラヒアン外相と相次いで会談する見通し。ウィーンで29日に再開される予定の核合意再建に向けた米国との間接交渉の道筋も話し合うとみられる。 

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22日、テヘランで、イラン原子力庁の報道官(左)に迎えられる国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(AFP時事)
22日、テヘランで、イラン原子力庁の報道官(左)に迎えられる国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(AFP時事)

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