コンビニ売上高1.9%減=コロナ再拡大響く―8月 2021年09月21日

 日本フランチャイズチェーン協会が21日発表した8月の全国コンビニエンスストア売上高(既存店ベース)は、前年同月比1.9%減の8972億円と6カ月ぶりにマイナスに転じた。新型コロナウイルス感染再拡大を受け、外出自粛の動きが広がったため。
 緊急事態宣言などの延長や対象地域拡大で、来店客数は6.5%減と5カ月ぶりに落ち込んだ。降水量が例年より多かったことも影響した。
 半面、まとめ買いの傾向は続いており、1人当たり平均購入額は5.0%増の705円。レジカウンターの総菜、デザートや酒類が好調だった。気温の低下により、温かい調理麺も売れた。 

特集、解説記事