東京、2番目に安く=携帯利用料の6都市比較―総務省 2021年05月25日

 携帯電話の利用料金の安さを世界6都市で比べると、東京は3月時点でロンドンに次ぎ2番目に安くなったとの調査結果を総務省が25日発表した。菅政権の求めに応じ、携帯通信大手が割安プランの提供を始めた効果が出た形だ。
 調査によると、各都市でシェア首位の事業者が提供するデータ通信容量が月20ギガバイトの料金比較で、東京は月2973円と、2020年3月時点(8175円)から低下し、1年前の最下位から順位を上げた。首位ロンドンは2166円。
 武田良太総務相は25日の閣議後記者会見で、「昨年度と比べて大幅に安くなり、条件によっては国際的に見て安い水準となった」とアピールした。 

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