米AI端末企業、資産売却=HPに、「スマホの次」ならず 2025年02月19日 15時09分
【シリコンバレー時事】バッジ大の生成AI(人工知能)搭載端末「Ai Pin(エーアイ・ピン)」を手掛ける米新興企業ヒューメインは18日、関連する基本ソフト(OS)や特許などの知的財産を1億1600万ドル(約180億円)で米HPに売却すると発表した。端末の販売も終了し、AI機能も今月いっぱいで使えなくなる。
ヒューメインには「チャットGPT」を開発した米オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO)も出資。昨年4月に出荷された端末は「スマートフォンの次」と期待されたが、不具合や電池の過熱などのトラブルが相次いでいた。