「韓国は外交相手になれない」=与正氏、李在明政権を非難―北朝鮮 2025年08月20日 09時01分

北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長=2019年3月、ハノイ(AFP時事)
北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長=2019年3月、ハノイ(AFP時事)

 【ソウル時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正副部長は19日、韓国の李在明政権の対話姿勢を「偽りの融和攻勢」と断じた上で、「韓国はわが国の外交相手にはなれない」とする立場を強調した。正恩氏の対外構想の一環とされる。朝鮮中央通信が20日伝えた。
 与正氏は外務省の主要局長との協議会で、18日から始まった米韓合同軍事演習を「侵略戦争の演習を行っている」と非難。「李政権が平和のために着実に努力する姿勢」を演出しつつ対決の野心を隠しているとして、「李在明は歴史の流れを変えるような偉人ではない」と主張した。 

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