米仲介で和平宣言署名=アゼルバイジャンとアルメニア、条約締結目指す 2025年08月09日 05時27分

【ワシントン時事】長年対立してきた旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの両首脳は8日、トランプ米大統領と会談し、和平実現に向けた共同宣言に署名した。係争地ナゴルノカラバフなどを巡る紛争に終止符を打つ平和条約締結のため、両国の外交努力を後押しする狙いがある。
ホワイトハウスでの署名式には、アゼルバイジャンのアリエフ大統領とアルメニアのパシニャン首相が出席。トランプ氏は「両国は全ての戦闘を永久に停止し、外交関係を築き、互いの主権と領土一体性を尊重する」と強調した。