対ロ制裁判断は「10日後」=トランプ米大統領 2025年07月30日 06時35分

【ワシントン時事】トランプ米大統領は29日、ウクライナを侵攻するロシアに経済制裁を発動するかどうかを判断する時期について「10日後」と明言した。前日には「10~12日以内」としていたが、明確にした。訪問先の英国から米国に戻る機中で記者団に語った。
トランプ氏は、ロシアのプーチン大統領に対して「戦争を続けたがっている」と不満を示した。その上で、ロシアが停戦に応じなければ「関税など、さまざまなものを課す。効果はないかもしれないが、あるかもしれない」と語った。トランプ氏はプーチン氏の態度にいら立ちを募らせ、ロシアの貿易相手国に「2次関税」を課す考えを示している。