米利下げ、パウエル氏から好感触=「金利話し合った」―トランプ氏 2025年07月26日 06時25分

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、記者団に対し、連邦準備制度理事会(FRB)本部の改修工事現場を前日に視察した際、パウエル議長と「金利について非常に良い会談を行った」と話した。その上で、パウエル氏から利下げを行う感触を得たことを示唆した。
 トランプ氏は「パウエル氏は米国がとてもうまくいっていると説明した」と指摘。「彼が利下げを推奨し始めるとの意味だと受け取った」と語った。
 FRBは29、30両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策を協議する。米国の労働市場が底堅さを保つ一方、トランプ氏の高関税政策でインフレ再燃リスクがくすぶっており、5会合連続で政策金利を据え置くとの見方が大勢だ。 

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