空軍機墜落、死者31人に=機体故障が原因か―バングラデシュ 2025年07月22日 16時00分

21日、空軍機が墜落したダッカの学校で捜索活動に当たる消防当局者ら(AFP時事)
21日、空軍機が墜落したダッカの学校で捜索活動に当たる消防当局者ら(AFP時事)

 【ニューデリー時事】バングラデシュ空軍機が同国の首都ダッカにある学校の敷地に墜落した事故で、保健当局者は22日、男性のパイロット1人を含む31人の死亡が確認されたと発表した。死者の大半は子供だった。軍は機体の故障が墜落の原因とみて詳しい状況を調べている。
 地元メディアによると、事故機は21日、小学生の校舎として使用されていた建物に突っ込んだ。火災が発生し、多くの児童が犠牲となった。
 軍によれば、事故機は中国製のF7BGIで、墜落する約10分前にダッカの空軍基地を訓練飛行のため離陸した後、故障が発生した。パイロットは人口密集地への墜落を避けようと試みたものの、かなわなかったという。 

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