バイル内閣の不信任案否決=秋に情勢緊迫も―仏下院 2025年07月02日 07時14分

【パリ時事】フランス下院(定数577)は1日、中道左派野党の社会党が提出したバイル内閣の不信任決議案を賛成少数で否決した。極右野党の国民連合(RN)が不支持を早々に表明し、可決は困難とみられていた。
RNは昨年12月、左派野党がバルニエ内閣(当時)の緊縮型予算案に反発して提出した不信任案に同調、倒閣に成功した。今年秋の予算案審議でバイル内閣に不信任を突き付ける選択肢は温存しており、再び情勢が緊迫する可能性もある。