米国の攻撃「強く非難」=中国 2025年06月22日 20時24分
【北京時事】中国外務省の報道官は22日、米国によるイラン核施設への攻撃を「強く非難する」と表明し、「国際法に著しく違反し、中東の緊張を激化させる」と批判した。イラン攻撃を続けるイスラエルに対しても、早期の停戦と対話による問題解決を要求。「中国は国際社会と協力し、中東の平和と安定を回復させるために努力していきたい」と主張した。
中国とイランは友好関係にあり、近年はロシアも交えて軍事演習を行うなど安全保障面での連携を強めている。今月14日には、王毅共産党政治局員兼外相がイランのアラグチ外相との電話会談で、同国を支持し、イスラエルを非難した。