IAEA、23日緊急会合=施設内の放射能汚染懸念 2025年06月22日 19時44分

 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は22日、米国によるイラン攻撃を受けて声明を発表し、23日にIAEA理事会の緊急会合を開くと明らかにした。グロッシ氏は、米国が攻撃した核施設について「放射能汚染の発生につながるさまざまな濃縮度のウラン」が保管されていた可能性があると指摘した。
 グロッシ氏は「現時点で施設外での健康や環境への影響は想定していない」と説明。その上で、「核施設は決して攻撃されるべきでない」と強調し、改めて外交的に解決するよう求めた。 

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