台湾外交部長が訪米=テキサス州でフォーラム出席 2025年05月06日 16時17分
【台北時事】台湾外交部(外務省)は6日、林佳竜外交部長(外相)が同日から経済団体を率いて米南部テキサス州を訪問すると発表した。「双方向の投資促進」などが目的としており、9日に現地で開かれる人工知能(AI)に関するフォーラムに出席し、あいさつする。
台湾は半導体関連企業がテキサス州に進出するなど相互の経済関係が深まっており、アボット同州知事(共和党)は昨年7月に訪台し、頼清徳総統と会談した。林氏はトランプ政権との関税交渉を有利に運ぶため積極的な対米投資をアピールし、中国の影響を避ける米台などのサプライチェーン(供給網)構築も訴えるとみられる。