「6カ月以内」に指名=更迭の安保補佐官の後任―米大統領 2025年05月05日 14時59分

ウォルツ前米大統領補佐官(国家安全保障担当)=3月25日、ワシントン(AFP時事)
ウォルツ前米大統領補佐官(国家安全保障担当)=3月25日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は4日、記者団に対し、ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任を「6カ月以内」に指名するつもりだと語った。民間の通信アプリの利用を巡って批判を浴びていたウォルツ氏は先週、事実上更迭され、政権の外交・国防政策のかじ取りを担う安保担当の補佐官は現在、ルビオ国務長官が暫定的に務めている。
 ウォルツ氏は3月、通信アプリで軍事作戦を政権幹部と協議するグループチャットを立ち上げ、誤って米誌編集長を招待。ずさんな情報管理だと非難されていた。
 同氏の後任には、トランプ氏の側近のミラー大統領次席補佐官が有力候補の一人として取り沙汰されている。トランプ氏はミラー氏に関し、「多くのことについて多く発言しており、政権内で極めて貴重な人材だ」などと述べるにとどめた。 

海外経済ニュース