イスラエル首相、フーシ派に報復表明=迎撃失敗は「技術的問題」 2025年05月05日 07時00分

【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は4日、SNSへの投稿で、商都テルアビブ近郊のベングリオン国際空港付近に同日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射したミサイルが着弾したことを受け、フーシ派に報復する意向を表明した。また、フーシ派を支援するイランに対しても「対応する」と述べた。
イスラエル軍は、ミサイルを撃ち落せなかったことに関し、「迎撃ミサイルの技術的問題が要因とみられる」と発表した。報道によると、同国に配置された米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」も撃墜に失敗した。この攻撃で6人が負傷。欧米の航空各社は今後数日間の欠航を決めた。