バフェット氏、進退に言及か=バークシャーが株主総会―米 2025年05月03日 22時20分

 【オマハ(米ネブラスカ)時事】米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(94)が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは3日、中西部ネブラスカ州オマハで年次株主総会を開いた。株主の関心の的はバフェット氏の去就だ。同氏は既に最高経営責任者(CEO)退任の可能性に言及しており、その発言に注目が集まっている。
 総会では同氏と、後継指名されたグレッグ・アベル副会長(62)らが4時間半にわたり株主の質問に答える。米メディアは質疑応答の時間が過去と比べて短縮されたと紹介し、「バフェット氏の年齢が考慮されている」との見方を伝えた。
 バフェット氏は今年2月、株主に宛てた書簡でアベル氏について「私に代わるCEOとなる日はそう遠くない」と明言した。代替わりへ布石を打ったとの観測もあり、総会でその具体的なスケジュールを示すかどうか、関心が寄せられている。 

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