仏、パレスチナ承認も=サウジと6月国際会議共催へ 2025年04月10日 16時38分

【パリ時事】フランスのマクロン大統領は、イスラエルが3月に攻撃を再開したパレスチナ自治区ガザの和平実現に向け、パレスチナを数カ月以内に国家として承認する可能性があると明らかにした。9日放送された仏テレビのインタビューで語った。フランスが6月にニューヨークでサウジアラビアと共催する国際会議に合わせ、パレスチナ国家樹立によるイスラエルとの「2国家共存」への進展を目指すという。
マクロン氏は「ガザの平和・安全の回復、人道支援、政治解決のため戦っている」と指摘。パレスチナ承認へ「前進する必要があり、数カ月以内にそうする」と述べた。また、「パレスチナを擁護する人々がイスラエルを承認する」意義を強調した。