「救援遅れた」と日本政府批判=被災地訪問の日本財団・笹川氏―ミャンマー地震 2025年04月05日 15時50分

【バンコク時事】ミャンマー地震の被災地を訪問した日本財団の笹川陽平会長が5日、タイのバンコクで取材に応じた。日本政府の対応について「援助活動が国際的に大きく出遅れたのは残念」と批判した。
笹川氏は2日にミャンマー入りし、首都ネピドーで国軍トップのミンアウンフライン総司令官と面会。約1時間の会談では国軍が同日夜に表明した抵抗勢力との22日までの一時停戦も話し合った。笹川氏は取材に「停戦は復興に重要なので、期間が延長できるように双方は行動してほしい」と述べた。
笹川氏は、3日には震源に近く甚大な被害が出た中部マンダレー地域やザガイン地域を訪問した。中国やロシア、東南アジア各国などの援助隊が3月28日の地震発生直後から活動する中、日本の緊急援助隊がミャンマー入りしたのは今月2日だった点について「日本は(生存率が急激に下がる)72時間を経過する前に救援活動ができなかった。胸が痛い」と話した。
日本財団は、300万ドル(約4億3000万円)相当の援助物資をミャンマーに寄付する。