中国、米への報復拡大=「54%」に衝撃―トランプ関税 2025年04月03日 16時38分

【北京時事】トランプ米政権による相互関税の導入方針発表を受け、中国政府は3日、「断固として対抗措置を講じる」(商務省報道官)と激しく反発した。中国向けの相互関税率は34%で、これまでの追加分を含めると国・地域別で最高の54%となっており、中国も報復措置のさらなる拡大で応じる構えだ。
「貿易戦争に勝者はいない」「関税の引き上げは米自身に損害を与えるだけだ」。中国商務省は3日の報道官談話でこう訴えた。事前にはここまでの引き上げにならないとの見方もあっただけに、中国政府内に衝撃が走っている。
トランプ政権は1月の発足以来、中国に対する関税を既に2度にわたり計20%引き上げた。中国はそのたびに米国からの一部輸入品への関税を10~15%引き上げるなど対抗措置を発動。ただ、今回は米側の税率の引き上げ幅が格段に大きくなっているため、中国は「より強い反応を取る」(オランダ金融大手ING)といった見方が有力だ。