米アラスカのガス開発に投資=購入も表明、トランプ氏に協調―台湾 2025年03月20日 21時10分
【台北時事】台湾公営の石油元売り最大手、台湾中油は20日、米アラスカ州の液化天然ガス(LNG)の購入と開発事業への投資に向けた基本合意書をアラスカ・ガスライン開発公社(AGDC)と結んだ。台湾経済部(経産省)が発表した。
トランプ米大統領は、アラスカでの天然ガス開発に関し「日韓などが巨額の投資を望んでいる」とアピールしている。台湾側は事業参画と購入で協調姿勢を示し、台湾製半導体などへの高関税導入をかわしたい狙いがあるとみられる。