日米韓、済州島沖で海上訓練=トランプ政権初、空母が参加 2025年03月20日 20時56分

韓国・釜山の海軍基地を離れる米空母「カール・ビンソン」=7日(EPA時事)
韓国・釜山の海軍基地を離れる米空母「カール・ビンソン」=7日(EPA時事)

 【ソウル時事】海上自衛隊と米韓海軍は17~20日、済州島南方の公海上で共同訓練を実施した。海自の護衛艦「いかづち」のほか、米空母「カール・ビンソン」などが参加した。韓国国防省が20日、発表した。1月に第2次トランプ米政権が発足した後、日米韓の海上共同訓練は初めて。
 訓練には、韓国海軍のイージス駆逐艦「世宗大王」を含む計7隻が参加した。北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する抑止力の向上を目指し、大量破壊兵器の海上輸送を遮断する想定で行われた。
 今回の訓練は、日米韓の国防・防衛当局が2024年12月に合意した計画に基づいて行われた。韓国国防省は「3カ国の共同訓練を通じて北朝鮮抑止のための連携を緊密にしていく」と強調した。 

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