大谷、日本で「国民的英雄」=LA訪問者、8割以上が球場に―米紙 2025年03月19日 14時07分

【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は18日、大リーグ、ドジャースの大谷が日本では「国民的英雄」であり、スポンサー企業にとっては「夢」のような存在だと報じた。昨年の球団の観客動員数は前年比2.7%増加。本拠地ロサンゼルスを訪れた日本人の80~90%が球場に足を運んだという。
同紙は「大リーグはスター選手には事欠かないが、大谷のようにセンセーションを巻き起こす選手は見たことがない」とした上で、投打ともに最高レベルで「日本のベーブ・ルース」という表現がぴったりだと指摘。大谷は約20件のスポンサー契約を結んでいるが、2023年オフにエンゼルスからドジャースに移籍した後、契約額が急騰したと伝えている。
球団のスポンサー契約額も急増。一方、大リーグ機構(MLB)の日本での衣類売り上げは183%増加、MLBとマスターカード・ジャパンやゲーム大手コナミなどとのスポンサー契約額は114%増えたという。