米連邦機関トップ解雇、判断保留=トランプ政権主張、一時的に退ける―最高裁 2025年02月22日 14時05分
【ワシントン時事】米連邦最高裁は21日、内部告発者を保護する独立連邦機関トップのデリンジャー氏を即時解雇しようとしたトランプ政権の訴えを退け、下級審の裁判が続く間は判断を保留するとした。米メディアが伝えた。
デリンジャー氏は正当な理由を説明されないまま、政権側から一方的にメールで解雇通告を受けた。一審、二審は審理が続く間の雇用継続を命じたが、政権はこれを不服とし、解雇を認めるよう最高裁に緊急申し立てを行った。