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　英国防省は７日、ウクライナ侵攻で２０２４年の１年間に死傷したロシア軍兵士が４２万９６６０人に達し、前年の約２５万人から大幅に増加したと発表した。２２年の侵攻開始以降の死傷者は７９万人を超えているという。ウクライナ軍参謀本部の報告を集計した人数だとしている。
　月別では、２４年１２月に４万８６７０人と侵攻開始以来最多の死傷者を記録した。同月まで月別の死傷者数は６カ月連続で増加傾向だったという。
　また、２４年１２月１９日には、１日としては最多の２２００人の死傷者が出た。英国防省は、ロシアは歩兵による攻撃を継続しており、今月も「引き続き高い死傷率に直面する可能性が極めて高い」と指摘した。