水原被告、量刑来月6日に=鑑定書作成遅れで延期―米 2025年01月08日 09時28分

米カリフォルニア州ロサンゼルスの裁判所を後にする水原一平被告=2024年5月14日(EPA時事)
米カリフォルニア州ロサンゼルスの裁判所を後にする水原一平被告=2024年5月14日(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米カリフォルニア州の連邦地裁は7日、大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳で銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告(40)の量刑言い渡しについて、2月6日に延期すると決めた。被告側の要請を認めた。延期は3回目。
 量刑宣告は今月24日に予定されていた。水原被告の代理人は7日、ギャンブル依存症に関する専門家の鑑定を終えたものの、地裁に提出する報告書の作成が遅れていると説明。「十分な時間」を確保するため延期が必要だと訴えた。
 検察は反対せず、地裁も「正当な理由が示された」として延期を認めた。量刑は当初、2024年10月に言い渡される予定だったが、水原被告が体調を崩したことなどから繰り返し延期されてきた。 

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