ハマス説明に疑問=ガザ人質情報「正確に把握」と主張―イスラエル 2025年01月07日 14時11分

6日、イスラエル軍の空爆があったパレスチナ自治区ガザ中部の難民キャンプで、破壊された建物に立つ女性(AFP時事)
6日、イスラエル軍の空爆があったパレスチナ自治区ガザ中部の難民キャンプで、破壊された建物に立つ女性(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエル政府報道官は6日、パレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放に向けた交渉に絡み、イスラム組織ハマスが人質に関する情報を「正確に把握している」と主張し、前日のハマスの説明はうそだとの認識を示した。ハマスは5日、約100人の人質のうち「34人の解放に同意した」と発表した際、それぞれの人質の現状把握のために時間が必要だと表明していた。
 AFP通信によると、イスラエル政府報道官は「彼らは(人質の)生死や居場所を正確に把握している。ガザは狭い地域だ」と述べ、ハマスの説明に疑問を呈した。ハマスは交渉に際し、人質解放が先行してイスラエル軍撤退が進まない状況に陥ることを警戒している。 

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