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　ウクライナのゼレンスキー大統領は１６日、最高会議（議会）で演説し、侵略国ロシアに対する「戦勝計画」の概要を発表した。２０２５年末までに侵攻を終わらせるべく、プーチン政権に「平和を余儀なくさせる」のが目的と説明。計画の成否は戦争を望むプーチン政権ではなく、支援する西側諸国に懸かっていると呼び掛けた。
　戦勝計画は(1)北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟交渉(2)ウクライナ防衛と対ロ越境攻撃(3)さらなる侵略阻止のための非核兵器配備(4)米・欧州連合（ＥＵ）との経済合意(5)戦後の欧州防衛体制―の５項目。(2)(3)(4)の３項目は全容を米国など支援国に伝える一方、一部は非公開となった。