欧米念頭「一方的な制裁反対」=中ロ主導のSCO首相会議 2024年10月16日 21時45分

16日、イスラマバードで、上海協力機構(SCO)首相会議に臨む出席者(パキスタン政府提供)(AFP時事)
16日、イスラマバードで、上海協力機構(SCO)首相会議に臨む出席者(パキスタン政府提供)(AFP時事)

 【ニューデリー時事】中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)首相会議は16日、パキスタンの首都イスラマバードで2日間の日程を終えて閉幕した。採択された共同声明では、ウクライナ侵攻を続けるロシアなどに厳しい対応を取る欧米を念頭に「一方的な制裁や貿易制限に反対する」と強調。ロシア寄りの姿勢を鮮明にした。
 中国の李強首相、ロシアのミシュスチン首相らが出席。パキスタンと敵対関係にあるインドのジャイシャンカル外相も参加したが、パキスタン側と個別会談はしなかった。印外相のパキスタン訪問は9年ぶり。 

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16日、イスラマバード近郊のラワルピンディに到着したロシアのミシュスチン首相(中央右)を出迎えるパキスタンのアシフ国防相(同左)(AFP時事)
16日、イスラマバード近郊のラワルピンディに到着したロシアのミシュスチン首相(中央右)を出迎えるパキスタンのアシフ国防相(同左)(AFP時事)

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