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　【北京時事】中国国営新華社通信は１９日、習近平国家主席（中央軍事委員会主席）が陝西省延安で開かれた中央軍事委の政治工作会議で、軍の「反腐敗」を徹底するよう指示したと伝えた。７月に共産党の重要会議である第２０期中央委員会第３回総会（３中総会）を控え、軍の引き締めを図った形だ。
　政治工作会議は１７～１９日に開催された。中国では昨年以降、ロケット軍を中心とした汚職疑惑が取り沙汰され、事実上の更迭人事が相次いでいる。習氏は会議で、国や党、軍を巡る情勢が著しく変化しており、「わが軍が政治上直面する試練は複雑だ」と指摘。「軍に腐敗分子の隠れ家があってはならない」と訴えた。