パリ市長、3期目不出馬=後進に道「決めていた」―仏紙インタビュー 2024年11月26日 18時34分

フランス・パリのイダルゴ市長=8月24日(EPA時事)
フランス・パリのイダルゴ市長=8月24日(EPA時事)

 【パリ時事】フランスの首都パリのイダルゴ市長(65)=社会党=は、2026年の任期満了をもって退任し、3期目を目指さない意向を表明した。ルモンド紙(電子版)が26日報じたインタビューで、後進に道を譲ることを「ずっと前に決めていた」と語った。
 フランスの自治体首長は議会内の互選で選出される。任期は6年。
 イダルゴ氏は後継候補に、市議会で左派会派を率いるレミ・フェロー議員(53)を指名した。「パリの未来を切り開くことができる人物。人をまとめる能力がある」と絶賛した。
 次期パリ市長にはダチ文化相(58)が名乗りを上げているほか、今月実施された世論調査ではアタル前首相(35)が支持率トップだった。
 イダルゴ氏は14年、女性初のパリ市長に当選、20年に再選され、現在2期目。退任後も政治活動は続けるという。 

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