米エヌビディア、時価総額で世界首位=527兆円、生成AIが追い風 2024年06月19日 05時24分

米エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)=12日、米カリフォルニア州サンフランシスコ
米エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)=12日、米カリフォルニア州サンフランシスコ

 【シリコンバレー時事】18日の米株式市場で半導体大手エヌビディアの株価が急伸、時価総額でマイクロソフト(MS)を抜き、初めて世界首位で取引を終えた。生成AI(人工知能)ブームが続く中、技術的に最適な画像処理半導体(GPU)で圧倒的なシェアを握るエヌビディアへの追い風が吹き続けている。
 米メディアによると、エヌビディアの株価は前日終値比4%弱上昇し、時価総額は約3兆3400億ドル(約527兆円)に到達した。MS(約3兆3200億ドル)やアップル(約3兆2900億ドル)を上回った。
 エヌビディアの時価総額は昨年5月に1兆ドルに達すると、今年2月に2兆ドル、今月5日には3兆ドルと急速に市場の評価を高めてきた。 

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