米EV新興フィスカーが破産申請=量産化できず、経営不振に 2024年06月18日 22時17分
【ニューヨーク時事】米電気自動車(EV)新興企業フィスカーは17日、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を東部デラウェア州の連邦破産裁判所に申請した。量産化を実現できない中、EV需要の減速も逆風となり、経営不振に陥っていた。
負債総額は1億~5億ドル(約158億~790億円)に上る。自動車大手から出資を受ける道も探ったが、合意に至らず、再建を断念したもようだ。米EV新興企業では、昨年6月にローズタウン・モーターズが経営破綻している。