ウクライナ停戦へ道筋協議=平和サミット開幕―スイス 2024年06月15日 21時22分

15日、スイス中部ビュルゲンシュトックで、「平和サミット」開幕前に声明を読み上げるゼレンスキー大統領(右)と、主催国スイスのアムヘルト大統領
15日、スイス中部ビュルゲンシュトックで、「平和サミット」開幕前に声明を読み上げるゼレンスキー大統領(右)と、主催国スイスのアムヘルト大統領

 【ビュルゲンシュトック(スイス)時事】ロシアが侵攻を続けるウクライナの和平案を話し合う「平和サミット」が15日、2日間の日程でスイス中部ビュルゲンシュトックで始まった。ウクライナが目指す条件での停戦実現に向け、国際社会の結束を示すとともに、将来的に同国とロシアが参加する協議への道筋が付けられるかが焦点だ。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、開幕に先立ち、ロシアによる侵攻を「犯罪」と断じた上で、会議での合意は「平和へのプロセスになる」と強調。「歴史がつくられるのを目撃すると信じている」と述べ、成果が出ることに期待感を示した。 

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