英国王「誕生日」祝賀パレード=がん治療中のキャサリン妃も参加 2024年06月15日 22時08分

15日、パレードを終え、ロンドンのバッキンガム宮殿のバルコニーから手を振るチャールズ英国王(右から4人目)ら(AFP時事)
15日、パレードを終え、ロンドンのバッキンガム宮殿のバルコニーから手を振るチャールズ英国王(右から4人目)ら(AFP時事)

 【ロンドン時事】チャールズ英国王の「公式誕生日」を祝うパレードが15日、ロンドン市内で行われた。国王は1月の入院中にがんが見つかり、現在も治療中だが、国民の前に姿を見せ盛大な祝福を受けた。ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃も一部の行事に参加。腹部の手術後にがんと診断された同妃が公務に臨むのは、診断後初めて。
 英王室では君主の本来の誕生日とは別に、気候の良い6月に誕生を祝う行事が催される。チャールズ国王の誕生日は11月14日。今年は7月に総選挙を控えているため、中止の可能性も取り沙汰されたが、例年通り実施の運びとなった。
 パレードでは兵士や馬、音楽隊などで構成される華やかな隊列が市内を行進。昨年は国王も馬に乗って加わったが、今年は体調を考慮して馬車を利用した。キャサリン妃も子供たちと馬車に乗ってパレード。最後に上空で空軍機が祝賀飛行し、王族たちはバッキンガム宮殿のバルコニーから、その様子を見守った。 

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15日、ロンドンの英国王「誕生日」祝賀パレード会場に到着したキャサリン皇太子妃(AFP時事)
15日、ロンドンの英国王「誕生日」祝賀パレード会場に到着したキャサリン皇太子妃(AFP時事)

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