迅速な意思決定が重要=次世代半導体の量産で―小池ラピダス社長 2024年06月14日 14時29分
【ニューヨーク時事】次世代半導体の国産化を掲げるラピダス(東京)の小池淳義社長は13日、日米交流団体のジャパン・ソサエティーが米ニューヨークで開いたイベントで登壇し、目標とする2027年の量産開始に向けて「キーワードは意思決定のスピードだ」と強調した。
日本の半導体産業が抱える課題として、データ処理に使うロジック半導体の開発の遅れを指摘した。ラピダスは、回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)のロジック半導体の量産を目指し、米IBMと連携を深めるなど、技術開発を急ぐ方針だ。