トランプ氏、連邦議会周辺に=襲撃事件後で初―米 2024年06月14日 14時14分

13日、米首都ワシントンの連邦議会周辺の施設で共和党の上院議員団と面会したトランプ前大統領(AFP時事)
13日、米首都ワシントンの連邦議会周辺の施設で共和党の上院議員団と面会したトランプ前大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選で共和党の候補指名が確定しているトランプ前大統領が13日、ワシントンの連邦議会周辺を訪れ共和党の上下両院議員と会談し、選挙に向けて団結を呼び掛けた。トランプ氏の訪問は2021年1月の支持者による連邦議会襲撃事件以降で初めて。
 トランプ氏は議会近くの施設内で記者団に「素晴らしい会合だった。共和党にはとてつもない団結がある」と語った。さらに「われわれが念頭に置いているのはただ一つで、この国を再び偉大にすることだ」と強調した。
 これに対し、ペロシ元下院議長(民主党)は声明で「暴動の扇動者が犯行現場に戻ってきた」と非難。民主党はこの日から、トランプ氏が事件を扇動したと主張するテレビ広告を始めた。 

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