邦人登山者2人不明=人影発見も近づけず―パキスタン 2024年06月13日 15時12分

パキスタン北部カラコルム山脈の山々=2017年6月(AFP時事)
パキスタン北部カラコルム山脈の山々=2017年6月(AFP時事)

 【ニューデリー時事】パキスタン北部ギルギット・バルティスタン地域にある7000メートル級の山に登っていた30代と50代の日本人男性2人が行方不明になっていることが13日、分かった。同日、軍のヘリコプターによる捜索で人影を確認したが地形などの問題で近づけず、安否は不明。日没のため救助作業を中断し、14日に再開する方針。
 在パキスタン日本大使館や地元の山岳団体によると、スパンティーク峰を登っていた2人の足跡が途絶えていることに気付いた別の日本の登山隊が12日、関係機関などに連絡した。2人は滑落した可能性がある。救助隊が同日夕まで捜索を実施したが見つからず、13日朝に再開した。
 パキスタンでは昨年8月、スイス在住の50代の日本人男性が登山中に滑落し、死亡を宣言された。 

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